こんにちは、公認会計士のロディです。
簿記2級に合格して4年後に、無事公認会計士になりました。
当初は「難しすぎでしょ」と感じてましたが、トライ&エラーを積み重ねたところ、コツが分かりました。
本記事では、『簿記2級が難しい』と感じる方に、ストレスなく合格するコツをご紹介します。
簿記2級が難しいと感じる理由と、攻略法を解説【傾向と対策】
よく『会計士なら頭良いんだね』と言われますが、全くそんなことはないです。
単に知識を覚え続けただけです。
とはいえ時間は有限です。
素早く・ストレスなく合格するコツをご紹介します。
簿記2級をストレスなく合格するコツ① 分からないところは、どんどん飛ばす。
よくありがちですが、『テキストを読んでもどうしても理解できないところ』にいつまでも時間をかけてしまう事。
これはやめましょう。時間がもったいないです。
いくつかのパターンの問題を解くことで、様々な視点から考える事ができ、結果的に理解できることが多くあります。
特に初めてテキストを読むような場合には、適当にさらっと流す『鈍感力』も必要です。
試験を受ける時までに理解をすれば良いので、分からなければ飛ばしましょう。
簿記2級をストレスなく合格するコツ② 毎日やる。
僕が公認会計士受験生時代にも実践した方法ですが、『毎日勉強する』これはマストと言えます。
簿記2級は試験範囲が広いため、勉強を進めていくと、以前勉強した知識を忘れます。
これが繰り返されると、本当は難易度がさほど高くないのに、『簿記2級って難しい…』と勘違いしてしまいます。
もったいないですね。
簿記2級をストレスなく合格するコツ③ 途中で『レベルUP』を意識する。
簿記3級を経験している人なら少し分かると思いますが、簿記には途中で大きくレベルUPする瞬間があります。

※ 画像はイメージです。
簿記の学習はこんなイメージでして、勉強スタート当初はなかなか点数が伸びません。
テキストや問題集は、論点を明確化するため、1つの問題につき1つの論点のみを入れています。
しかし、本試験では難易度が高くなり、1つの問題につき複数の論点が盛り込まれています。
僕自身もそうでしたが、過去問・予想問題を初めて解いた時、難易度の高さに驚きました。
でも少しずつ記憶を盤石にしていくと、自然と過去問の正答率が上がり、本試験ではほぼ満点を取ることができました。
なお上述のとおり、本試験の難易度が高いのは、単に『複数の論点が盛り込まれているから』です。
1つ1つ論点を覚えていけば、テキストも本試験も、難易度は変わらなくなります。
論点を1つ1つ、着実にクリアしていく事が、合格の最短ルートです。
これ以上の近道はないと思いますよ。
簿記2級をストレスなく合格するコツ④ 予備校には通った方が良い。
賛否両論あるのかもしれませんが、僕は独学よりも予備校を選んだほうが良いと感じます。
というのも、独学には大きなデメリットがあるからです。
- 勉強時間が多くなる
- 誘惑に負けやすい
- 合格率が低い
簿記2級に合格するためには250時間の勉強が必要ですが、これは予備校に通った場合です。独学の場合は、もっとかかります。
>>関連記事:簿記2級の勉強時間は、何時間必要?
簿記は専門用語のオンパレードなので、一人で教材を読んでいても、どうしても分からない部分が出てきます。
理解スピードが速いので、予備校の方が合格率は高いです。(パンフレットを見れば、一目瞭然ですね。)
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簿記2級はコスパの良い資格ですが、1度不合格になると、勉強期間は倍になります。
さっさと受かるのが一番効率的なので、効率よく受かりたい人は、予備校に通うと良いです。
なお、『通学』よりも『通信』のほうが通学時間等を節約できるのでオススメです。
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簿記2級を難しいと感じず、ストレスなく合格するコツまとめ
まとめます。
- 毎日コツコツ勉強
- 最初は分からないところを飛ばして進む
- 知識を1つ1つ入れていくのが、合格への最短ルート
- 予備校を使うと、学習効率が大幅UP
以上、『勉強法』は色々なサイトに載っているけど、『合格へのロードマップ』はあまりネットに載っていなかったので、ご紹介しました。
ちなみに、これは簿記1級も同じです。
簿記2級に合格してしまえば、あとは同じことを繰り返すだけで1級も合格できます。
すると、最上位資格の『公認会計士』や『税理士』も見えてきますね。
簿記2級の合格をきっかけに、受験で得たスキルを横展開することで、人生を変えることも可能です。
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