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note:【2023年版】簿記1級に短期合格するための具体的手法【返金OK】

 

こんにちは、公認会計士のロディです。

簿記1級を就職に役立てたい方、多いと思います。

でも、応募する企業によっては、簿記1級をほとんど評価しない企業も沢山あります。

そこで本記事では、どのような企業が簿記1級を評価してくれるのか、簿記1級を就職活動で武器にする方法、の2点をご説明します。

特に、これから簿記1級の取得を考えている大学生の方には、勉強前に読んで頂きたい内容です。

 

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簿記1級を、就職活動で評価してくれる企業の条件

まず大前提ですが、「資格」を取っただけでは、就活で有利に活用できません。

就職活動で「資格」を活かすためには、次の2つの要素が必須です。

  • その資格が、企業にとって必要な資格か
  • 資格取得の経緯(ストーリー)

企業にとって不要な資格は、ほとんど評価されません。
また資格取得の経緯も重要で、「なんとなく取りました」では人としての深みが無いので、資格があっても評価されづらいです。

簿記1級はたしかに難関試験ですが、持っているからと言って「すごい!うちに欲しい!」と思われることはありません。

つまり、上手く利用する事が必要になるわけです。

上記2つの観点から、簿記1級を戦略的に利用する方法をご説明します。

 

簿記1級を必要とする企業

簿記1級は、次のような企業で必要とされる傾向にあります。

① 規模:大企業
② 部署:経理
③ 業種:ほぼ全ての業種

大企業の経理職に絞っている場合、確実に評価されます。

一方で、それ以外の職種を狙っている場合、さほど評価されないので注意しましょう。

もちろん、後述する「ストーリー性」に力を入れることで就活に役立てることもできますが、コストパフォーマンスは低いです。

 

① 規模

子会社をいくつも保有するような大企業の場合、「連結会計」を適用している事がほとんどです。

ご存知のとおり、簿記1級では連結会計を深く学びますので、大企業でそのスキルを発揮することができます。

また、大会社(特に上場企業)の場合、外部監査が入りますので、幅広い会計知識が必要となります。

簿記1級では膨大な範囲の会計スキルを学ぶことになりますので、この点でも大企業から必要とされる傾向にあります。

僕は公認会計士として外部監査をする側の仕事をしてますが、クライアントの上場企業の中には、簿記1級の取得を入社の必須条件としている企業もありました。

一方、中小企業では(言葉が悪いですが)会計処理がやや適当だったりします。

理由は、外部監査が入らないためです。(上場企業の子会社だと入ったりしますが、数としては少ないです。)

以上より、大企業志望の方にとっては、簿記1級が武器になります。

 

② 部署

簿記1級のスキルが発揮できるのは、経理部だけと言っても過言ではありません。

※厳密には「内部監査部門」においても使いますが、新卒でこちらに配属されることは非常に稀です。

簿記1級は非常に専門性の高い資格なので、取得している人が少ないです。

そのため、簿記1級を持っていると、経理部においては非常に高く評価されます。(大学生で取得している人は本当に少ないので。)

ちなみに、たまに「簿記1級を取ると決算書を読めるようになるから、全ての企業で評価されるよ」と言う人が居ますが、それは嘘です。

経理部以外の部署の人は、決算書が読めなくても仕事ができます。

 

③ 業種

「経理職」はほぼ全ての企業に存在します。

上場会社や大会社の場合、「決算書の作成」は法律で制定されていますからね。

また、簿記1級では「原価計算」を学習することから、「メーカー」においては特に評価されるでしょう。

 

簿記1級の取得に、ストーリー性を持たせる

(予め念押しですが、大企業の経理職を狙っていることが前提です。)

企業の採用担当は、就活生の「ストーリー」を見ています。

① 就活生が何を考え、
② どのように努力し、
③ 達成したのか。

というストーリーですね。(いわゆる成功体験というやつです。)

「なんとなく暇だったので簿記1級とりました」という人よりも、「先輩が御社の経理に所属しており、素晴らしい内情を聞いたため、絶対に入りたいと思い簿記1級をとりました」という人の方が、ストーリーに深みがあるので採用したくなります。

簿記1級を履歴書に書くと、ほぼ確実に聞かれるポイントです。(目立つので。)

 

②③は過程をそのまま伝えればOKです。

重要なのは①でして、「なぜ簿記1級の取得を目指したのか」をしっかりと考えておきましょう。

この「目的意識」は、簿記1級に短期合格するためにも重要です。

簿記1級は仮にも難関資格ですので、目的なしに容易に取得できるものでは無いですからね。

以上、これらのルールを守れば、わりと余裕で就活をクリアできます。

 

簿記1級に合格するまでのスケジュール感は、超重要

簿記1級は、難しい試験です。

僕は公認会計士ですが、周りの公認会計士は大体勉強して1~2年で取っていました。

簿記1級の勉強だけに特化した場合、取得にかかる期間は最低5ヶ月です。

試験は毎年6月と11月の2回だけなので、落ちるともう半年必要になります。

合格率は10%程度なので、(考えたくはありませんが)1度くらい落ちることを前提にしても良いと思います。

また合格したとしても、合格証書を入手するまでに試験後から1ヶ月程度必要になるので、勉強を始める場合は「約1年かかる」と見込んでおいた方が良いです。

 

ちなみに、独学で勉強した場合は1年半~2年はかかります。

スクールを使えば半年~1年で合格できるので、普通はスクールを使います。
>>関連記事:簿記1級の通信講座は、1択です。

 

大学生が就職活動で簿記1級を武器にする場合は、大学3年生の11月の試験で合格しておくべきです。(4年生の6月では、ちょっと遅いですからね。)

つまり逆算すると、遅くても大学2年生の10月頃から勉強を始めておくべき、という事になりますね。

大学生にとっての1年間は、結構大きいですよね。

でも、ここで勉強することで、その後40年くらいの人生が手に入りますので、取得する価値はデカいですよ。

>>ネットスクールなら、一部講義が無料です。

 

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