こんにちは、公認会計士のロディです。

公認会計士講座を受講するうえで、通信講座のメリットは非常に大きいです。

特に、コロナ禍において「通信」を選択することはマストと言えるでしょう。

かくいう私も、ある予備校で通信講座を受講し、公認会計士試験に合格しました。

そこで今回は、「通信を受講して会計士になりたい」という方向けに、各予備校の通信講座をすべて比較します。

掲載している情報は、すべて2023年1月1日現在の情報ですので、鮮度は高いです。

なお「通信」に限らず、「通学」も含めた予備校比較は、公認会計士の予備校を、成績優秀者が徹底比較! の記事で解説しています。

 

公認会計士 通信講座おすすめTop3

 1位 資格の学校 TAC
公式HP : https://www.tac-school.co.jp/
最大手予備校。
サービス・授業内容の質が非常に高い。


 2位 CPA会計学院
公式HP : https://cpa-net.jp/
ここ数年で有名になった中堅予備校。
有名講師が多数在籍しているが、サービスの質は△。


 3位 資格の大原
公式HP : https://www.o-hara.jp/
TACと並ぶ大手予備校。
良くも悪くも無難。

 

公認会計士の通信講座を徹底比較【全5社】

公認会計士の通信講座を徹底比較【全5社】

公認会計士試験対策として、通信講座を開講している主要な予備校は次のとおりです。

 公認会計士通信講座スクール5社

  1.  TAC
  2.  大原
  3.  CPA
  4.  LEC
  5.  クレアール

この他にも公認会計士講座を開講しているスクールは2社ありますが、正直おすすめしません。(詳しくは その他の通信スクールについて にて後述)

それぞれ解説します。

 

① 資格の学校TAC

公認会計士の通信講座比較①TAC

公式サイト:https://www.tac-school.co.jp/

 TAC公認会計士講座の特徴

通信講座の費用722,000円~760,000円
利用者数多い
合格率350名(直近3年平均)
合格者占有率37.9%(過去15年平均)
受講タイプ
  • 通信(Web、DVD)
  • 通学 ・ ビデオブース
テキスト
  • 冊子(紙)
  • 電子版(スマホ、タブレット対応)
動画DL機能有り
教材のボリューム適正
コース
  • ロング本科生コース(2年目標)
  • 短期集中コース(1年目標)
受講開始日いつでも可
サポート体制
  • 講義音声ファイルDL可能
  • 講師を選択できる(Web講義)
  • 質問相談コーナーあり(Zoomも可)
  • 短答トレーニングアプリ
  • 勉強法セミナー参加可
  • 合格後の就活サポート
  • その他、サポート多数
校舎

全36校

 

北海道青森岩手宮城秋田山形福島茨城栃木群馬埼玉千葉東京神奈川新潟富山石川福井山梨長野岐阜静岡愛知三重滋賀京都大阪兵庫奈良和歌山鳥取島根岡山広島山口徳島香川愛媛高知福岡佐賀長崎熊本大分宮崎鹿児島沖縄

(2023年1月1日現在)

TACは利用者数の最も多い、最大手の予備校です。

特に合格者占有率が最も高く、合格者の2~3人に1人がTAC受講生という点が大きな特徴です。

余談ですが、私も自身もTACを利用して合格しました。

そのほか、講義・テキストのボリュームは適正水準であり、サポート体制も全5社中最も充実しています。

「どの予備校にすれば良いか分からない」という方は、TACを選んでおけば、まず間違いありません。

TAC公認会計士「通信講座」の特徴
  • 最大手・利用者最多の予備校
  • 合格者の2~3人に1人がTAC受講生
  • 通信講義(動画)のDLが可能
  • サポート体制が最も充実している

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期間限定ですので、学習をスタートされる方はお急ぎください。

 

② 資格の大原

公認会計士の通信講座比較②資格の大原

公式HP : https://www.o-hara.jp/

 大原公認会計士講座の特徴

通信講座の費用740,000円~760,000円(税込)
利用者数多い
合格率397名(合格率は非公表)
受講タイプ
  • 通信(Web、Webライブ、DVD)
  • 通学(ライブ、映像通学)
  • Webライブ
テキスト
  • 冊子(紙)
  • 電子版(スマホ、タブレット対応)
動画DL機能有り
教材のボリューム適正
コース
  • 2年合格コース
  • 1.5年合格コース
  • 1年合格コース
受講開始日いつでも可
サポート体制
  • 講義音声ファイルDL可能
  • 質問相談コーナーあり(電話も可)
  • 合格後の就活サポート
校舎

全42校

 

北海道青森岩手宮城秋田山形福島茨城栃木群馬埼玉千葉東京神奈川新潟富山石川福井山梨長野岐阜静岡愛知三重滋賀京都大阪兵庫奈良和歌山鳥取島根岡山広島山口徳島香川愛媛高知福岡佐賀長崎熊本大分宮崎鹿児島沖縄

(2023年1月1日現在)

資格の大原は、TACと並ぶ大手予備校の1つです。

こちらも利用者数が多く、ある種、無難ともいえる予備校です。

しかし、教材を見てみるとやや「分かり易さ」に難点があり、講師の評判もマチマチです。

TACと大原で悩まれる方が多いようですが、私が利用した感想・周囲の評判を総括すると、TACを選ぶことを強く推奨します。

大原「公認会計士」通信講座の特徴
  • TACと並ぶ大手予備校
  • 通信講義(動画)のDLが可能
  • テキストの分かり易さに難あり
  • 講師の評判がマチマチ。目立った評判を聞かない。

 

③ CPA会計学院

公認会計士の通信講座比較③CPA会計学院

公式HP : https://cpa-net.jp/

 CPA公認会計士講座の特徴

通信講座の費用680,000円~790,000円(税込)
利用者数少ない
合格率35.0%
受講タイプ
  • 通信(Web、Webライブ、DVD)
  • 通学(ライブ、映像通学)
  • Webライブ
テキスト
  • 冊子(紙)
  • 電子版(スマホ、タブレット対応)
  • PDF
動画DL機能無し
教材のボリューム多い
コース
  • 2年合格コース
  • 1年合格コース
受講開始日いつでも可
サポート体制
  • 講義音声ファイルDL可能
  • 質問相談コーナーあり(Skype、電話、e-mailも可)
校舎

全5校

 

北海道青森岩手宮城秋田山形福島茨城栃木群馬埼玉千葉東京神奈川新潟富山石川福井山梨長野岐阜静岡愛知三重滋賀京都大阪兵庫奈良和歌山鳥取島根岡山広島山口徳島香川愛媛高知福岡佐賀長崎熊本大分宮崎鹿児島沖縄

(2023年1月1日現在)

CPA会計学院は、近年少しずつ実績を上げてきた中堅予備校です。

公認会計士専門の予備校であり、CPAの大きな特徴は「インプットのボリュームが多い」という点です。

CPAの受講生は慶応大生・早大生の割合が多く、地頭の良い人向けに膨大なインプットを提供し、合格率を高めるという手法を取っているようです。

そのため、頭の良い方には良いかもしれませんが、一般的な偏差値の方にはあまりお勧めできません。(私もその一人)

また、通信講座では「講義動画をDLできない」という欠点があり、この点も大きな懸念材料となります。

CPA公認会計士「通信講座」の特徴
  • 歴史が浅い、中小規模の予備校
  • テキスト・講義のボリュームが多く、消化不良になるリスクがある
  • 動画講義がDLできない
  • 早稲田・慶應の受講生が多い

 

④ LEC東京リーガルマインド

公認会計士の通信講座比較④LEC

公式サイト:https://www.lec-jp.com/

 LEC公認会計士講座の特徴

通信講座の費用338,000円~398,000円(税込)
利用者数少ない
合格率(合格者数)非公表
受講タイプ
  • 通信(Web、DVD)
  • 通学(ライブ、Webフォロー付き)
テキスト冊子(紙)
動画DL機能無し
教材のボリュームやや多め
コース
  • 2年合格コース
  • 1年合格コース
受講開始日いつでも可
サポート体制
  • 講義音声ファイルDL可能
  • 質問相談あり
校舎

全30校

 

北海道青森岩手宮城秋田山形福島茨城栃木群馬埼玉千葉東京神奈川新潟富山石川福井山梨長野岐阜静岡愛知三重滋賀京都大阪兵庫奈良和歌山鳥取島根岡山広島山口徳島香川愛媛高知福岡佐賀長崎熊本大分宮崎鹿児島沖縄

(2023年1月1日現在)

LEC東京リーガルマインドは、中堅規模の資格予備校です。

その大きな特徴は「受講料の安さ」であり、全予備校の中で最も受講料が安い予備校です。

一方、利用者の数が少なく、合格者数・合格率も非公開であることから、授業の質には大きな懸念が残ります。

私は大手監査法人で多くの会計士と一緒に働いていましたが、「LEC出身の会計士」に会うことは滅多にありませんでした。

あくまで個人的なイメージですが、「安かろう・悪かろう」というイメージがあります。

LEC公認会計士「通信講座」の特徴
  • 中堅規模の予備校
  • 受講料が最も安い予備校
  • 安い分、品質もそれなり
  • 動画講義がDLできない

 

⑤ 資格合格クレアール

公認会計士の通信講座比較⑤クレアール

公式サイト:https://www.crear-ac.co.jp/

クレアール公認会計士講座の特徴

通信講座の費用540,000円~570,000円(税込)
利用者数少ない
合格率(合格者数)非公表
受講タイプ通信(Web)
テキスト冊子(紙)
動画DL機能無し
教材のボリューム少ない
コース
  • 3年合格コース
  • 2年合格コース
  • 1年合格コース
受講開始日いつでも可
サポート体制
  • 講義音声ファイルDL可能
  • 質問相談コーナーあり(Skype、電話、e-mailも可)
校舎

全15校

 

北海道青森岩手宮城秋田山形福島茨城栃木群馬埼玉千葉東京神奈川新潟富山石川福井山梨長野岐阜静岡愛知三重滋賀京都大阪兵庫奈良和歌山鳥取島根岡山広島山口徳島香川愛媛高知福岡佐賀長崎</spa n>熊本大分宮崎鹿児島沖縄

(2023年1月1日現在)

クレアールは「非常識合格法」で有名な資格スクールです。

非常識合格法とは、テキスト・講義ボリュームを必要最低限まで減らした学習法です。(クレアール公式より)

実際にテキストを入手して閲覧してみましたが、確かに、他の予備校よりも教材ボリュームが少ない印象でした。

「実際のテキストの内容」など、気になる情報は次の記事で解説しています。(写真付き)

一方、利用者数が極めて少なく、合格実績も公表していないため、「この予備校の講義で本当に合格できるのか?」が分かりません。

私も今まで「クレアール出身の合格者」には、一度も会ったことがありません。

通信で重要な「動画ダウンロード機能」もなく、各種サポートも非常に少ないため、品質はイマイチです。

クレアール公認会計士「通信講座」の特徴
  • 中小規模の予備校
  • テキスト・講義のボリュームが少なめ
  • 受講生が少なく、合格実績が不明確
  • 動画講義がDLできない

 

公認会計士の通信講座を「費用」で比較【一番安いのは…?】

公認会計士の通信講座を「費用」で比較【一番安いのは…?】

公認会計士の通信講座を開講している5社の「受講料」を比較してみました。

予備校名費用(税込)
TAC722,000円~760,000円
大原740,000円~760,000円
CPA680,000円~790,000円
LEC338,000円~398,000円
クレアール540,000円~570,000円

(2023年1月1日現在)

値段が最も安いのは、LECです。

TAC・大原・CPAに比べると、30万円以上安いです。

次に安いのがクレアールであり、TAC・大原・CPAはあまり値段に差がありません。

「お金がないけど、公認会計士を目指したい!」という方にとっては、LECが選択肢の1つになるかもしれません。

しかし、私個人的にはあまりおすすめしません。

私自身も、LECの公認会計士講座(の一部科目)を4ヶ月ほど受講した経験があるのですが、「授業とテキストの質がやや低い」と感じました。

安いので仕方ないとも言えるかもしれませんが、LECを利用して不合格になってしまった場合、「お金」だけでなく「時間」もムダにすることになります。

決してLECを悪くいうわけではありませんが、個人的にはあまりお勧めしません。

 

公認会計士の通信講座を「機能」で比較

公認会計士の通信講座を開講している5社の「機能」を比較してみました。

予備校名倍速DLスマホ
TAC
大原
CPA×
LEC×
クレアール×

(2023年1月1日現在)

各予備校の通信機能の大きな違いは、「DL(ダウンロード)機能」の有無です。

TAC・大原はWeb通信動画のダウンロードが可能ですが、その他の予備校では動画のダウンロードができません。

つまり、CPA・LEC・クレアールを選んだ場合、動画視聴の際に必ずネット通信環境が必要になります。

Wi-Fiのない環境や、移動中、出先などでも受講が制限されるため、この点は大きなデメリットになるでしょう。

通信機能の高さの点では、TAC・大原が強いです。

 

公認会計士の通信講座、一番のおすすめはどこ?

私の実体験、および利用者の口コミを総評すると、おすすめランキングは次のとおりです。

公認会計士 通信講座おすすめTop3

 1位 資格の学校 TAC
公式HP : https://www.tac-school.co.jp/
最大手予備校。
サービス・授業内容の質が非常に高い。


 2位 CPA会計学院
公式HP : https://cpa-net.jp/
ここ数年で有名になった中堅予備校。
有名講師が多数在籍しているが、サービスの質は△。


 3位 資格の大原
公式HP : https://www.o-hara.jp/
TACと並ぶ大手予備校。
良くも悪くも無難。

上記のランキング要因として、下記に比較表を掲載しました。

 予備校3社比較表

 TAC大原CPA
利用者数多い多い少ない
規模大手大手中小
ボリューム適正適正多い
合格実績
受講料約75万円
動画DL機能×
強みの科目
  • 企業法
  • 監査論
  • 会計学
  • 租税法

(2023年1月1日現在)

TACと大原は最も実績のある2つの予備校であり、利用者数・規模ともに最多です。

しかし、大原は授業内容の評判がイマイチであり、「授業の分かり易さ」という点でTACに劣ります。

また、最近はCPAの利用者も増えているものの、TAC・大原に比べると利用者は少なく、特に「動画DL機能がない」というのは大きなデメリットです。

以上より、私の利用した感想および評判を総称すると、TACが最もオススメできると感じました。

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TACが最もオススメの理由①:スケールメリットが得られる

TACは「最大手予備校」であることから、次のようなメリットが得られます。

  • 合格実績が安定している
  • テキスト・講義の品質が担保されている
  • スケールメリットが得られる

特に、「スケールメリット」は大きな武器になります。

公認会計士試験は「相対評価」の試験であり、「全体の中での順位」を意識することが非常に重要になります。

この点、TACは利用者が最多であることから、予備校内での答練(テスト)を利用することで、受験生全体の中での順位を意識することができます。

公認会計士試験は、範囲が膨大であり、全範囲を学習することは不可能です。

「いかに多くの受験生が解ける部分を同じように解けるようになるか」という視点が最重要であり、これを意識できるのはTACだけです。

 

TACが最もオススメの理由②:利用者の評判が最も良い

TACは、利用者の評判も良いことで有名です。

特に「企業法」「監査論」は有名な実務家の講師がおり、他校から受講しに来る受験生がいるほどです。

 各科目の有名講師(例)

  • 企業法:宮内講師
  • 監査論:中里講師

私もこの2人の講義を受けたところ、短答式試験では上位0.3%の成績で合格できました。

こうした神講義が受けられるのも、TAC唯一の強みです。

 

TACが最もオススメの理由③:Fラン大卒の私が短期合格した

実際、偏差値40だった私が3年で合格できたのは、TACを選んだからだったと思います。

大学は工学部、偏差値は40、簿記知識ゼロから合格できました。

最大手予備校だからこそ、あらゆる受験生に対応した教材が作成されており、多くの方にマッチした予備校だと感じました。

大原よりも分かりやすい授業、CPAよりも万人向け、クレアール・LECよりも合格実績が高いため、私はTACを選びました。

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社会人におすすめの公認会計士通信講座は?

結論から言えば、社会人の方にもTACがおすすめです。

逆にいえば、クレアールはお勧めしません。

理由は、時間効率を下げる可能性があるからです。

社会人として働きながら公認会計士を目指す場合、次のメリット・デメリットがあります。

メリット

金銭的に余裕がある

デメリット

  • 時間に余裕がない
  • モチベーションがゼロになる可能性がある

細かく挙げれば他にもあると思いますが、大どころは上記のとおりです。

つまり、「時間効率を高めて受験勉強を進める」ということが必要になります。

ここで、「クレアールなら教材のボリュームが少ないから、時間効率が高いのでは?」と考える方もいると思います。

しかし、それは本質的ではありません。

社会人受験生の最大のリスクは、「モチベーションがゼロになる可能性がある」という点です。

社会人受験生は、(学生・無職専念の受験生とは違い)現時点で職があり生活できているため、「公認会計士試験に合格する必要性」を見失いやすい傾向があります。

確かに、クレアールの教材はボリュームが少なく、「インプットすべき量」は少ないでしょう。

しかし、クレアールは利用者が極めて少なく、「本当にこの予備校で大丈夫なのか?」という不安が常につきまといます。

また、最小限のボリュームに抑えて学習するため、答練においても良い結果が出づらく、成長を実感しづらいという欠点もあります。

このようなモチベーション低下のリスクを回避する為にも、クレアールだけはお勧めしません。

よって、社会人受験生の方にもTACが一番オススメであると感じました。

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公認会計士試験のその他通信スクールについて

上掲のほか、公認会計士講座を開講している通信スクールは、他にも2社存在します。

しかし、これらのスクールは利用すべきではありません。

  • FIN
  • 資格スクエア(2019年2月28日にサービス終了)

なぜなら、これらのスクールは規模が非常に小さい上、利用者数が極めて少ないからです。

一定の合格実績がないスクールは、リスクが非常に高いため、利用を避けるべきです。

そのため、先述の5つの予備校の中から選ぶことを推奨します。

ちなみに、通信講座で有名な「ユーキャン」や「産業能率大学」には、そもそも公認会計士講座はありません。

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公認会計士講座を通信で受講するメリット

公認会計士講座を通信で受講するメリットは、次のとおりです。

  1.  倍速で受講できる
  2.  いつでも受講できる
  3.  どこでも受講できる

 

① 倍速で受講できる

「倍速受講」

通信で受講する最大のメリットが、これです。

通学講座では、講師のムダ話雑談や、既に理解できているテーマについても、我慢して聞き続けなければなりません。

しかし、通信なら倍速で受講でき、聞きたいテーマまで飛ばすこともできます。

今の段階ではこのメリットをイメージしづらいかもしれませんが、これは本当に大きなメリットなのです。

公認会計士の受験生活は、「時間との勝負」といっても過言ではありません。

1日の勉強時間をいかに多く捻出するかが、合否を左右します。

倍速受講により、1日の時間を有効に活用すべきです。

 

② いつでも受講できる

基本、授業は2~3時間でワンセットです。

通学コースではまとめて2~3時間を拘束されますが、通信コースなら小分けにして受講することができる、というメリットがあります。

小分けにして学習することで、たとえば授業内容を忘れないうちに問題演習することができますから、学習効率を高めることができるでしょう。

また、自分のペースで自分のカリキュラムを組み立てることができ、最適化した学習プランを作ることができるのです。

 

③ どこでも受講できる

受験生活が過渡期に入ると、もはや「勉強場所を選ぶ」「自習室に向かう」という時間さえ惜しくなります。

通学コースでは、忙しい中でもわざわざ教室に足を運ばなければなりませんが、通信コースであればこの時間をショートカットできます。

また、「この論点をもう一度授業で確認したい」と思った時、Web通信であればすぐにその場で視聴しなおすことができます。

この点でも、通信講座には大きなメリットがあるのです。

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公認会計士講座を通信で受講するデメリット

公認会計士講座を通信で受講するデメリットは、次のとおりです。

  1.  ライバルを意識する機会が少ない
  2.  (自習室を利用しない場合)勉強の習慣化に懸念

 

① ライバルを意識する機会が少ない

完全に一人きりで勉強をする場合、ライバルたちを目にする機会が減ります。

そのため、モチベーションの維持や、やる気の向上に工夫が必要になるのです。

ただし、この点は予備校の自習室を利用することで解消することができます。

また、定期的に実施される答練(テスト)でも名前付きで順位が公表されますから、これもモチベーションの維持に役立つでしょう。

 

②(自習室を利用しない場合)勉強の習慣化に懸念

予備校の自習室を利用せず、自宅などで勉強をする場合、勉強を習慣化させることに懸念が生じます。

もちろん学習意欲の高い方は問題ないのですが、(私のような)受験生活に慣れていない方にとっては、「習慣化」がとても大変です。

「人の目」があるほうが人間は集中できますから、カフェやコワーキングスペース(フリースペース)を利用することで、まずは学習リズムを作る必要があるでしょう。

ちなみに、私の経験上は「3週間」同じ勉強時間を持続できれば、その後も同様の勉強時間を継続できる(習慣化できた)という感覚がありました。

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公認会計士試験について、よくある質問

そのほか、公認会計士試験について「よくある質問」をまとめました。

  1. 公認会計士になるには何年かかる?
  2. 公認会計士試験に合格するには、1日何時間必要?
  3. 公認会計士試験は何科目あるの?
  4. 公認会計士とはどんな仕事?
  5. どうやったら公認会計士になれるの?
  6. 独学でも取得できる?
  7. 通信講座は何月から受講するのが良い?
  8. 「通信のみ」と「通信+通学」のどちらを選ぶべき?

それぞれ、解説します。

 

① 公認会計士になるには何年かかる?

公認会計士試験に合格するためには、平均2~3年かかると言われます。

1年コースで一発合格できれば1年での短期合格も可能ですが、相当優秀な方でなければ難しいと思います。

合格者全員にアンケートを取ったわけではありませんが、私の周りの多くの会計士を見る限り、2~3年かかったという方が多い印象でした。

ちなみに、私はTACの「2年コース」を受講し、一度論文不合格→2度目の論文で合格しました。(学習期間は3年)

 

② 公認会計士試験に合格するには、1日何時間必要?

私は受験生時代、毎日勉強時間をストップウォッチで計測し、スマホにメモしていました。

その結果、学習スタート~論文式試験合格までに、合計7,350時間 かかりました。

学習スタート時の知識レベルはゼロで、完全初心者からのスタートです。

私はあまり地頭が良くありませんでしたので、一般的な方であればもう少し早く合格できると思います。

なお、公認会計士試験の勉強時間については、次の記事で詳細解説しています。

 

③ 公認会計士試験は何科目あるの?

公認会計士試験は、「短答式試験」「論文式試験」の2つの試験で構成されています。

それぞれ、試験科目は次のとおりです。

 試験科目
短答式試験
  • 財務会計論(計算)
  • 財務会計論(理論)
  • 管理会計論
  • 監査論
  • 企業法
論文式試験
  • 会計学(※)
  • 監査論
  • 企業法
  • 租税法
  • 選択科目のうち1科目

※ 論文式試験の「会計学」は、短答式試験でいうところの「財務会計論(計算)」「財務会計論(理論)」「管理会計論」の3科目の範囲が含まれます。

短答式試験も論文式試験も「科目数」は5科目ですが、上記の理由から、論文式試験は実質7科目と考えるべきです。

ただし、このうち選択科目は範囲がとても狭いため、6科目+α というイメージが良いかもしれません。

 

④ 公認会計士とはどんな仕事?

公認会計士の仕事内容は、非常に多岐に渡ります。

しかし、多くの会計士が経験するのが「会計監査」という仕事です。

会計監査とは、かんたんに言えば「企業の決算書が正しいかチェックする仕事」です。

大体1人あたり3~5社のクライアントを担当し、外部の専門家として、企業の内部資料を検証します。

そのため、クライアントの会社からは「先生」と呼ばれることも多く、この点で面白味を感じる方も多いです。

ここでは全てを書ききれないため、公認会計士について、詳しくは次の記事で解説しています。

 

⑤ どうやったら公認会計士になれるの?

公認会計士になるためには、いくつかのルートが存在します。

  • 大学在学中に勉強して合格する
  • 無職になり、勉強に専念して合格する
  • 会計専門職大学院に行き、短答式科目の免除を受ける 等

ちなみに、私は大学卒業後に公認会計士を目指し、無職で3年間勉強して合格しました。

なお、公認会計士試験に「受験資格」はなく、誰でも受験することができます。

公認会計士のなりかたについて、詳しくは次の記事で解説しています。

 

⑥ 独学でも取得できる?

誰もが一度は「独学で公認会計士になれるか?」を調べると思います。

結論としては、独学合格はほぼ不可能です。

たま~~~~に独学で合格したという話を(噂レベルで)耳にしますが、実際に合格した私の感想としては、予備校を使わずに合格するのはほぼ不可能だと思いました。

なお、公認会計士試験の独学について、詳しくは次の記事で解説しています。

 

⑦ 通信講座は何月から受講するのが良い?

公認会計士講座の「通信」を受講するのであれば、「今すぐ」がベストです。

むしろ、いつからでも受講できるのが「通信」の大きなメリットです。

学習を遅らせてスタートすることにはメリットが全くありません。

今すぐにでも受講をスタートすることを強く推奨します。

 

⑧ 「通信のみ」と「通信+通学」のどちらを選ぶべき?

講座に申し込む際、「通信コース」と「通信+通学コース」の2択で迷うかもしれません。

私は「通信+通学」をおすすめします。

なぜなら、料金がほぼ変わらず(変わったとしても2~3万円程度)、また「通学」のメリットも得ることができるからです。

通学コースを同時に選べば、たとえば予備校に行って「答練」を受けることもできるでしょう。

本番を想定した環境でテストに臨むことは、大きなメリットになります。

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公認会計士の通信講座比較まとめ

以上、公認会計士試験の「通信講座」を徹底比較しました。

公認会計士試験に短期合格した身として、ランキング付けをするなら次のとおりです。

 

公認会計士 通信講座おすすめTop3

 1位 資格の学校 TAC
公式HP : https://www.tac-school.co.jp/
最大手予備校。
サービス・授業内容の質が非常に高い。


 2位 CPA会計学院
公式HP : https://cpa-net.jp/
ここ数年で有名になった中堅予備校。
有名講師が多数在籍しているが、サービスの質は△。


 3位 資格の大原
公式HP : https://www.o-hara.jp/
TACと並ぶ大手予備校。
良くも悪くも無難。

よほどの理由がない限り、TACを選んでおけば、まず間違いないでしょう。

 

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