こんにちは、公認会計士のロディです。
でも、あんまり関係ないです。
というわけで本記事では、一般的に言われている会計士試験の偏差値と、実際のところどうなの?というお話をご紹介です。
公認会計士試験の偏差値は、高い。
念のため、「偏差値???」という方のために、偏差値とは何かおさらいです。
偏差値とは、偏差の度合を表す値。特に「相対偏差値」の略で、平均値と等しければ50、それより標準偏差の値だけ大きければ60というように、一定の方式で当の値を変換した値。
小難しいですが、要は成績が良いほど偏差値は高くなるということです。
僕が受験生だった頃(今もあると思いますが)、ネット上で「資格難易度ランキング」といったものが出回っていました。(興味がある方はググってみてください。)
当時の記憶ですが、公認会計士試験は大体偏差値65~70あたりに位置していました。
ただ仮にも三大国家資格なので、一般的にも難しい試験として認知されていますね。
偏差値が分かっても、受かるかどうかは別問題な話
僕が受験生だった頃も、自分が受験勉強を始めるかどうかの判断要素として、偏差値を調べたりしてました。
やっぱり高いな…と感じて物怖じしそうにもなりましたが、結果的に偏差値はあまり関係ないことが分かりました。
会計士試験の偏差値を知ることで、次の2つの要素が(ある程度)分かります。
- 必要な頭の良さ
- 必要な努力量
極端な話、偏差値10の人が偏差値70の試験に一発合格するのは…無謀です。
またどんなに頭が良くても、努力ゼロで合格するのは不可能です。
では、どっちが重要か?という話ですが、
合格しての感想として、「頭の良さ」よりも「継続して努力できるか」の方が100倍重要でした。
公認会計士試験の難易度が高いのは、「頭の良い人じゃないと受からないから」ではなく、「努力できる人が少ないから」です。
実例:僕の場合
僕の大学時代の偏差値は40くらいでして、頭が良いとは言えない部類です。
じゃぁどうやって?という話ですが、3年間毎日トライ&エラーを繰り返し、日々成長する努力を続けた結果、合格しました。
1行でサラっと書いてしまいましたが、これを「3年間続ける事」が死ぬほどキツいです。(特にメンタル的に)
「日々成長する努力」というのは、失敗から学び、正しい道を歩く事です。
1つだけ重要なコツとしては、「失敗にすぐ気づき、方向修正する事」が重要です。
失敗して終わり、を繰り返したのでは一行にゴールできませんからね。
- このやり方でやってみよう!
- このやり方あってるかな?
- 間違ってるから方向修正!
- こっちはあってた! これを継続しよう!
ひたすら、この連続です。
これを続けた結果、偏差値65~70になって合格しました。
ここでお伝えしたいのは、頭が良いから偏差値が高いのではなく、努力したから偏差値が高くなるという事です。
実際、僕の周りの優秀な会計士受験生たちも、僕以上に勉強されていた方が多いです。
なので、本気で「会計士になりたい」と思われている場合、偏差値よりも「自分が努力できるか」を考えた方が良いです。
継続して努力するために必要な事
継続的な努力で偏差値を無力化できますが、とはいえ努力するのは大変です。
僕が「努力を継続するために」立てた戦略のうち、有効なものが2つありました。
- (スタート時)強い動機づけ
- (勉強中)楽しむ
(スタート時)強い動機づけ
勉強を「なんとなく」スタートしてしまうと、モチベーションが続きません。
会計士試験の勉強期間は2~3年と長期戦なので、たぶん誰にでも来ます。
そのため、勉強をスタートする時は「なぜ自分が会計士を目指したいのか」という動機を、明確にしましょう。
スタート時にこの動機をしっかりと明確化すると、勉強していてもその目標を見失いづらくなります。
(勉強中)楽しむ
僕は、好きな事しか続けられないタイプです。(だから頭良くないのかも…。)
だからこそ、できるだけ勉強に「面白み」を感じるようにしました。
コツとしては、毎日ちょっとずつレベルアップを感じる事です。
結局毎日勉強をしなければいけないので、その勉強を少しでも楽しめたり・喜びを感じられたりすると、継続しやすいです。
これは、部活やコミュニティ活動など、すべてに共通しますよね。
動機づけの1つとして
動機づけに便利な方法として、身近な会計士と話してみる、というのがオススメです。
実際に働いている会計士から「なって良かったこと」等を生で聞いてみると、未来の自分が想像できるのでモチベーションがアップします。
一方で、周りにそういった人がいないよという方は、予備校のパンフレットを手に入れると良いですよ。
合格者の実体験や、勉強スケジュールなどが分かりますから、受験生活をリアルにイメージできてオススメです。
>>クレアールなら、無料で資料請求が可能です。
今なら「無料講義」もセットで付いてくるので、予備校選びにもなり、一石二鳥ですね。