こんにちは、公認会計士のロディです。
公認会計士を志した当初、色んな人から『公認会計士なんてやめとけ』と言われました。
多くの人は、
- どうせお前には無理だよ、受からない。
- 一発逆転とかないから、普通に就職しろ。
というような感じで、結構キツい意見が多かったです。
正直、とっっっても悔しい思いを(当時は)したのですが、その3年後、本当に合格して見返してやりました。
今では、当時「やめとけ」と言っていたどんな人よりも年収は高いですし、地位・名誉も手に入りました。
>>関連記事:公認会計士の年収とコスパ【詳細に検証してみた】
諦めず、自分の意思を貫いて正解でした。
そこで本記事では、「公認会計士を諦めそうになっている方」や「僕と同じように、やめとけと言われた方」向けにお話します。
本記事の内容
- なぜ僕が、公認会計士になったのか
- 公認会計士として働き、後悔はあるか
[ 目次 ]
1.『公認会計士なんてやめとけ』と言われた僕が、公認会計士になった理由
2.『公認会計士なんてやめとけ』と言われる理由は?
3.公認会計士になって、今思う事
4.公認会計士になって、後悔したことはある?
5.まとめ
『公認会計士なんてやめとけ』と言われた僕が、公認会計士になった理由
僕は当時(大学生の頃)あまり学力が高くなく、偏差値は40ほどでした。
毎日ゲームばかりしていたので、友人や身内からも、「こいつは勉強できない奴」と思われていました。
(そんな奴だったので、、、ある意味、やめとけと言われても仕方がなかったのかもしれません。)
しかし、そんな僕が公認会計士を目指した理由は、3つありました。
公認会計士を目指した理由
- 地位・名誉を手に入れたい
- 高い年収を手に入れたい
- 経営に近い仕事がしたい
僕は「人生を逆転させたい」という気持ちが強かったため、「地位・名誉」と「高収入」を手に入れたいと強く思いました。
しかし、ふつうに新卒で就職活動をしたのでは、(少なくとも自分には)大企業に入るのは難しい…と感じました。
そこで、資格取得=即高収入につながり、かつ地位・名誉の高い「公認会計士」を目指しました。
実際のところ、公認会計士試験は僕のような人でも合格できる試験で、努力すれば誰でもなれるのが「公認会計士」の良いところです。
『公認会計士なんてやめとけ』 そう言われる理由とは。
『公認会計士なんてやめとけ』と言われる理由は、わりと分かります。
- 超難関資格なので、『お前にはムリだろ』と思われる
この理由が一番多いです。
僕は大学時代に遊んでばっかりだったので、周囲の友人にも『絶対無理だろう』と思われていました。
公認会計士は三大国家資格の1つでして、『難易度が非常に高い』というのが一般認識ですからね。
>>関連記事:公認会計士試験の難易度を、分かりやすく解説するよ【実体験です】
でも、、、これを言う人は全員、公認会計士はない人なのです。
目指したこともない人に、なんで無理だと分かるの?と聞きたくなりました。
言い換えれば、「自分次第」とも言えますね。
また、『嫉妬』して否定する人も結構いました。自分が実現できなさそうな事に対して、反射的に否定する人っていますよね。
頭の悪い僕がなれたので、絶対間違いないです。
次に多い理由が、「試験に合格しても、就職できないよ」というものでした。
しかし、これは間違っています。
確かに、僕が勉強を始めた2010年頃は就職難で、試験に合格しても監査法人に入れない人がたくさんいました。
しかしその状況は2013年から好転し、以後2023年現在に至るまで、超売り手市場がつづいています。
たとえば、職歴なしの30代の方でも大手監査法人(BIG4)から内定を貰えるほどに、売り手市場です。
>>関連記事:公認会計士の就職事情|受かっても無職? 監査法人リクルーターが解説。
個人的な感想ですが、もし本気で公認会計士を志す場合、否定をする人とは距離を置いた方が良いと思います。
否定ばかりする人と一緒にいると、自分のモチベーションがどんどん下がり、本当に受からなくなってしまいます。
もちろん、客観的なリスク・デメリットはきちんと知るべきですが、否定されるより、応援される環境の方がやる気は出ますよね。
『公認会計士なんてやめとけ』と言われた僕が、公認会計士になって思う事
公認会計士を目指したころは、「地位・名誉」「高収入」「経営に関するスキル」が欲しくて、勉強をスタートしました。
その後、実際に公認会計士になってみて、どうなのか?というと、、、
地位・名誉
感覚的なものですが、職業を話すと「凄いね」と言われることは多いです。
また、なんとなくモテるようになった気もします。(勘違いかも、、)
年収
年収は、(同世代と比較すると)かなり高い方だと思います。
公認会計士歴5年で年収900万円ほど貰っており、全サラリーマン人口の1%だそうです。
経営
公認会計士は、『組織のビジネスを理解し、数値として表現する仕事』なので、経営にかなり近い仕事です。
ちなみに会計士8年目(2021年)で会計事務所を開業しているので、今は自分が経営者です。
という感じで、当初目指していた夢は、ほぼ実現できました。
その他にも、開業したことで『自由』が手に入りましたし、自由があるからこそ、新たな事業を始めることも出来ました。
普通に一般企業の就職活動をしていたら、、、難しいのでは、と思います。
公認会計士になって、後悔したことはある?
逆に、後悔したことはあるかな?と、考えてみました。
『後悔』はないけど、『辛かった事』ならありました。
公認会計士になって辛かったこと
- 『監査業務』は激務なので体力的にキツい
- 繁忙期は自分の時間がなく、精神的にキツい
なので、クライアントからは当然嫌な顔をされます。
また近年では、オリンパス・東芝・日産などの不正会計が社会問題になっており、監査人への社会的要請も厳しくなっています。
だから僕自身も、キツいな…と感じる時はあります。
でも、それは公認会計士に限った話ではなく、たぶんどんな仕事にもある話だと思います。
また、「プロ」として品質を求められるからこそ、「プロ」としての実力が上がるので、数年でとても成長できると業界です。
監査だけが会計士の仕事ではないので、楽な仕事なんてたくさんあります。(そっちの方が年収が良かったりします。)
監査が嫌ならコンサルや経理にも転職できるし、会社員自体が嫌なら起業する、という選択があります。
一般企業に勤めるよりも、よっぽど選択肢が広いですよね。
まとめ:公認会計士になることで得られるリターンは大きい
以上です。
まとめ
- 公認会計士が「難しい」というイメージばかりが先行している
- 「やめとけ」という人に限って、挑戦した経験が少ない
- 公認会計士になると、メリットはかなり大きい
公認会計士には受験資格がなく、誰でも挑戦することのできる国家資格です。
ほかの士業資格とは違い、合格すれば「成功」が約束されている点も、大きなメリットですね。(弁護士や医師になると、お金が必要だったり、就職できなかったりと、、、大変のようです。)
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