こんにちは、公認会計士・税理士のロディです。
仕事柄、電卓を使い倒してまいます。(現在5台目)
電卓選びで失敗すると、学習効率がガクンと落ちます。
ぜひ正しい電卓を選び、ストレートで合格を目指してくださいね。
統計検定の電卓の選び方
統計検定では、試験で使用可能な電卓を次のように定義しています。
統計検定で使える電卓 / 使えない電卓
使用可の電卓
四則演算(+-×÷)や百分率(%)、平方根(√)の計算ができる一般電卓又は事務用電卓使用不可の電卓
上記の電卓を超える計算機能を持つ関数電卓やプログラム電卓、電卓機能を持つ携帯端末
※「統計検定1~4級」「専門統計調査士」「統計調査士」の全てにおいて適用されます。
関数電卓や金融電卓といった、特殊な機能をもつ電卓はNGです。(下の写真のような電卓はNGです)

また、電卓を選ぶ際のポイントは以下のとおりです。
良い電卓の特徴
- 12桁表示
- 早打ち機能付き
- 検算機能付き
簿記や会計士・税理士試験と違い、統計検定ではそこまで多くの機能性を求められません。
上記の基本性能さえ備えておけば、受験上は問題ないでしょう。
機能性の高いものを選んでも良いのですが、オーバースペック&高価格になるので、金銭面でのコストパフォーマンスは低下します。
以前は、1級・準1級だけは関数電卓の使用が認められてたのですが、2017年からは他の級と同様に「関数電卓」の使用が禁止されています。 ご留意ください。
統計検定でオススメの電卓ランキング1位
よほどの理由がない限り、統計検定の電卓なら「JF-120GT」1択です。
機能性なら間違いなくカシオを選ぶべきであり、必要な機能が全て揃います。
そして低価格。
一応、JF-120GTの特徴を示しておきます。
特徴
- 12桁表示
- サイズ:178.5 × 107 × 26.1mm
- 電池寿命:約7年
- 重さ:175g
受験用電卓としては標準的な小ささで、電池は7年持ちます。(そこまで使うことは無いかと思いますが、7年はほぼ全ての電卓共通です)
この機能性でこの価格はかなり安いと思います。
なお、デメリットとしては「静音性」が少し劣る点です。
あとは長期間使っていると、底面のラバーが薄くなりますので、5年以上使用される予定の方はご留意ください。
統計検定でオススメの電卓ランキング2位
静音性・耐久性が気になる方には、「JS-200W-N」をオススメします。
特徴
- 12桁表示
- サイズ:176.5 × 107× 24.6mm
- 電池寿命:約7年
- 重さ:180g
- 静音機能:あり
- 耐久性:高
1位のモデルに「静音性」と「耐久性」が追加されたモデルです。
それ以外(大きさ・機能)はほぼ変わりません。
電卓を長く利用する可能性のある方は、こちらを選ぶと良いでしょう。
統計検定でオススメの電卓ランキング3位
こちらは、シャープ製の電卓です。
電卓はカシオとシャープの2強ですが、電卓によって「キー配置」が異なるため、シャープに慣れている方にはこちらをオススメします。
特徴
- 12桁表示
- サイズ:181 × 112 × 35mm
- 重さ:202g
- サイレントキー
こちらも実際に使ったことがありますが、普通に高機能で打ちやすいです。
統計検定に必要な機能のみが搭載されているため、オーバースペックさはなく、かつ安価です。
シャープで慣れている方には、こちらが一番オススメです。
統計検定でオススメの電卓ランキング4位
同じくシャープ製の電卓です。
特徴
- 12桁表示
- サイズ:181 × 112 × 35mm
- 重さ:202g
- サイレントキー
3位のものに似ていますが、タッチ感が改善されています。
今後、仕事等でも電卓を使い続けるような方には、ストレスなく使えるコチラをお勧めします。
統計検定でオススメの電卓ランキング5位
こちらもシャープの電卓です。
この価格帯のなかでは、最もデザイン性の高い電卓です。
特徴
- 12桁表示
- サイズ:180 × 109 × 14mm
- 重さ:168g
- サイレントキー
50周年を記念して生産されたモデルであり、「デザイン性」というメリット以外にも「人と被らない」というメリットがあります。
色は、エレガントピンク・シャンパンゴールド・ディープブルー・ブラウンの全4種です。
ディスプレイは「チルト式」のため、傾斜を変えることができ、蛍光灯等の反射による「見づらさ」を防止します。
統計検定にも使えて、かつおしゃれな電卓を探している方にはオススメです。
>>関連記事:【良デザイン】おしゃれな電卓おすすめ30選
統計検定でオススメの電卓【番外】
カシオの最高級電卓です。
現在私が使っているモデルです。
上記でご紹介した電卓の5~10倍近くするお値段ですが、デザイン性・操作性には感動を覚えるレベルでした。
>>関連記事:最高級電卓【カシオs100】を公認会計士が使用してみた感想。
高級志向の方には良いかもしれません。
統計検定でオススメの電卓まとめ
まとめです。
統計検定でおすすめの電卓
今回は、統計検定を受験される方向けの電卓をご紹介しました。
電卓選びで失敗すると、遠回りになります。
本記事をご参考いただき、スムーズに合格を目指していただければ幸いです。